博多のお祭りといえば、どんたく・・・

ではなく「放生会(ほうじょうや・ほうじょうえ)」だと断言します!

大げさに言いましたが、博多っ子の中には「放生会」か「山笠」でいい勝負ではないでしょうか。

放生会は、福岡の神社 日本三大八幡 筥崎宮が執り行う、命について考え、秋の実りに感謝するお祭りですが、もうすぐ令和初の放生会となります。

一週間をかけて様々な神事が行われるのですが、多くの人のお目当ては・・・

福岡一、九州一の数を誇る夜店!でしょう。

参道や広場を埋め尽くす 、色とりどりの夜店や遊び小屋、そして期間中約150万人の人が訪れ、 筥崎宮 周辺は大変にぎわいます。

定番のものから、流行ものまで、ありとあらゆる種類の夜店が出展され、さしずめ夜店の見本市。

また、食べ物の夜店だけでななく、昔から子供に絶大なる人気を誇るのが、広場に集まった遊び小屋の数々。

お化け屋敷や見世物小屋、かにつりに、ハンバーグくじなどなどなど、最近は見かけなくなった懐かしい小屋も、毎年欠かさず出店。

めずらしい「うなぎ釣り」。釣れたらその場で蒲焼きも可能。

お小遣いを握り締めて、わくわくしながら行ったおもひでがフラッシュバックしたり、彼や彼女とのドキドキ(ちょっとほろ苦い)デートを思い出して、なこみ上げてくるものがあります!

こんな看板が立ち並ぶ、ちょっと猥雑な感じが魅力のエリアです。

21世紀になって久しく、令和という新しい時代も始まりましたが・・・

この期間、のこの場所だけは、昭和にタイムスリップしたような不思議な空気を楽しめるので、実は大人にこそおすすめです。

2019年の放生会は9月12日から。おすすめはお昼!

記念すべき、令和初の放生会は、9/12(木)~9/18(水)までの一週間となります。

この間、夜は確実にもの凄く混雑するのですが、通な楽しみ方が昼間(特に平日)だと思います。

昼間は、放生会ものんびり。大人はこちらの方がゆっくり楽しめるかも。

夜と比べてだいぶゆったりしていますので、お宮へのお参りも、ほとんど待たずにスイスイと行けるはずです。

もちろん、 屋台は昼前から営業しているので放生会の雰囲気は十分に楽しめますよ。

そしてのんびり屋台巡りを楽しんだ後には、 筥崎宮の目の前で 昭和28年創業の老舗屋台「花山」さん がいいですねー。

のんびりとビールと焼き鳥、しめにラーメンが最高なのです。

ビールの後ろは名物の焼き鳥「しろ(ブタホルモン)」その後ろは花山のラーメンです。

この花山さんも夜は大変混雑しますが、お昼ならゆっくりと食事が楽しめるはずです。

他にも参道周辺には、老舗の角打ちや食堂が、放生会バージョンの営業をしているので、そちらもおすすめですよ。

秋のはじめですので、外で爽やかな風にあたりながらのビールはもうたまらないのです。

ちなみに、最終日は屋台はお昼前には撤収を始めますのでご注意ください。

お時間があれば、博多おぎはら寅吉にもお立ち寄りくださいませ。

放生会限定で、夜も営業しております。

お土産に「黄金さば寿司」や「必勝出汁巻き」などぜひご検討ください。