博多おぎはら寅吉がある、筥崎宮前はこれから放生会になると、連日数万人の人出でごった返します。

忙しくなる前に、決起会も兼ねて関係者でちょっと飲みに行きました。

場所は、寅吉から参道を挟んで50mのところにある 昭和28年創業の老舗 屋台 「花山」さんです。

博多では有名な、焼き鳥とラーメンの屋台ですが、一番の特徴は・・・

屋台とは思えない巨大さ!です。

現在はリニューアルしたてのピカピカ。

もう、ほとんど、お店という感じですが、変な話ですがちゃんと屋台です。

通常の屋台4つ分以上の大きさがあり、なんと2階や座敷まであるから驚きです。

二枚目の気さくな大将。

花山さんの魅力は沢山ありすぎて語りつくせないのですが・・・

一番は、やっぱりこの大将あっての花山さんです。

快く撮影に応じてくれた大将の花田博之さん

とても気さくな方で、もうお判りでしょうがイケメンです。

そして、無駄のない所作で焼き鳥を焼き、広い屋台の全体に目を配るその仕事っぷりがまたカッコいい。

それを見ながら、屋台の雑多な感じを楽しむのが好きですね。

まずは名物「しろ」を。

焼き鳥がいろいろあってどれも美味しいのですが、まず最初に必ず注文したいのが「しろ」です。

「しろ」は、豚の小腸で、真っ白なのでこの名前がついています。

牛の小腸と比べて柔らかく、さっぱりしているのが特徴のホルモン。

適度な弾力がありつつ、サクッと歯が通る食感と、じわじわ感じる旨さがたまりません。

私は、この「しろ」が大好きなので、いつもだいたい人数分×2本くらいでまとめて注文します。

2人なら5本とか、まとめて。

この酢醤油がさらに美味。酒が進むんです。

ちなみに、この「しろ」は、箱崎エリアの焼き鳥屋さんでは必ずおいています。(箱崎以外では見かけない)

つまり箱崎固有のソウルフードという訳ですが、なぜしろが箱崎で定着しているのかは興味があるので今度調べたいと思います!

〆はもちろん博多ラーメン

焼き鳥も、今回はしろを始め博多焼き鳥の定番「豚バラ」「とりかわ」などいろいろ食べました。

ちなみに最近のお気に入りはスモークチーズ串ですね。

自家製のスモークチーズが大きくて食べ応えがあり、香ばしい風味が「ハイボール」に最高に合いますよ。

なんだかんだとついつい飲みすぎ、食べ過ぎましたが、博多の屋台は最後はラーメンです。

これこれ!と言いたくなる、スタンダードな博多ラーメン。

とんこつの香りと旨味にちょうど良い塩っ気で、飲んだ後に染みます。染みわたります。

無添加で化学調味料が入ってないのですが、それが私の好みすぎます。じんわり美味い、次の日に思い出して食べたくなる味です。

染み渡る旨さに写真忘れました。食べかけで失礼します。

このラーメンをズズッと食べて、はい解散!ってのが本当に大好きです。

この屋台花山さんですが、放生会の間も、もちろん営業しています。

普段は、筥崎宮の鳥居のすぐ前にあるので場所も分かりやすいですが、放生会はとにかく人が多いので・・・

人の波に乗って参道を進んでいると突然巨大屋台が現れて不思議な感覚になるかもしれません。

ぜひ、箱崎へお越しの際は、「屋台花山」を楽しんでください。

もちろん、博多おぎはら寅吉も皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 「花山」
 住所: 福岡県福岡市東区箱崎1丁目44 
 電話:090-3320-3293
 営業時間:17:30~翌1:30ほど
 定休日:不定